red wing (877,866)
レッドウイングの877と866のご紹介です。
共に90年台前半から中頃のデッドストック。
877には半円形の緑色のタグ、866には四角い緑色のタグが付くタイプのアイリッシュセッターになります。
アメリカでは875(6インチのアイリッシュセッター)よりも877(8インチ)を良く見かけます。
日本ではどちらかといえばレッドウイングはファッション向けのブーツですが、現地では完全に労働者の為のアイテムです。
足をしっかりと保護するには8インチのほうが都合が良いのでしょう。
他のブーツブランドでも圧倒的に8インチから9インチの物が多いです。
日本では着用が面倒くさいせいか875のほうが人気がありますが、個人的には877のほうが男っぽくて好きです。
866は所謂ペコスブーツです。
ちなみにアメリカではこのかたちをペコスブーツと呼ぶのはレッドウイングだけで、その他のブランドでは「Pull On Boots」と呼びます。ペコスに関してはさらに古い年代のオレンジっぽい茶色よりもこの赤茶色のほうを好まれる方が多いようです。